お墓について
先祖代々お付き合いをしているお寺がありそこに自分もいずれは入ることになる、既に霊園にお墓を購入してある、戒名は欲しいのか不要なのか、等予め意思を残しておかれると家族も迷わずに済みご負担が少なくて済みます。
■様々な供養の形
厚生労働省が毎年発表している合計特殊出生率が2006年度は1.32でした。
ここ数年毎年下がっていましたが2006年度には上昇をみせたものの人口の自然増加には2,08必要と言われており、
依然として今後も人口は減り続けることが明らかだそうです。もはや一つの家庭に必ず一人の男の子供が生まれる
時代では無くなったのです。 これは従来のような「男系の子供がお墓を継ぐ」という江戸時代から続いているお墓の
継承の形が成り立たなくなってきつつあることを意味します。 しかしそれでも日本人の心情として故人に手を合わせるなど
何かしらの死者を供養したいという気持ちは存在する訳で、それに応えるように最近、新しい供養や埋葬の方法が出てきているようです。
散骨
海に散骨する形、山に散骨する形などがある。お骨を全て撒いてしまうと手元に何も残らなくなってしまうので、分骨し一部を撒き、一部をお墓などに納骨することも多い。
樹木葬
個人のお骨の上に木を植える形のものや、さくらの木など象徴となる樹木を植えその元に大勢の方のお骨が眠る形などがある。 まだ数は少ないが一部の自治体では公営の霊園の中にも樹木葬の区画を設けるなどこれから増えることが予想される。
納骨堂
墓石を設けずにお骨壷の状態で供養する形。お寺ではお骨壷を預かってくれるところも多いが最近では民間の納骨堂も増えてきている。ロッカータイプ、マンションタイプ、エレベータータイプなど色々な特徴のものがある。 |